第23回 !

やっほ~~~~~~~~~~~オイスだよ~~~~~~~~~!!!!!!

 

皆、今日も元気に息してる~~~~~~~~~~~~?

 

二日間の社会見学を無事に終え、俗世へのヘイトを高めたオイス、そんな彼女には新学期という現実クンが襲い掛かります。救いは...........................救いはないのですか...........................?

 

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ふぅ~~~~~~(クソデカ呼吸)、そんなときには現実逃避に限ります。

 

今回おすすめするのはこちら!

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そう! 皆さんおなじみ、ポールケネディの著書、大国の興亡ですね。

内容を超簡単に紹介すると、16世紀から冷戦終結後にかけて、いわゆる大国(ハプスブルク、ブリカス、フラカス、ドイツ、ソ連アメリカ、日本など)がどのように勃興して、そしてなぜ衰退したのかを解き明かそうとしています。

衰退のパターンとして大きく共通しているのは、帝国領土が拡大し、自国の経済力を超える軍事力を抱えることによって疲弊していった、という経緯です。

 

とはいえ逆のパターンも存在し、例えば17世紀のオランダは経済力に見合う軍事力の整備を怠っていたがゆえにイギリスの挑戦を受け、覇権交代を許してしまったのです。ここら辺は岡崎久彦の『繁栄と衰退と』という本に詳しいので、ぜひ一読することをお勧めします。

 

こうやって、大きな歴史の流れに身を委ねると日常の瑣末な問題なんてどうでもよくなっちまいますね。

昔の人は、「問題解決しないなら忘却すればいいじゃない」と言って会社が倒産したそうですが良くも悪くも真理かもしれませんね。

(ただし心理的・物理的負債は残存、肥大化し続ける)